オンラインカジノとは?違法性や安全性・評判を徹底的に調べてみた
こんにちは!Casimo編集長の笠原豪です。
今回はみなさんが気になっている「 オンラインカジノとは? 」についてご紹介していきます。
近年インターネットが発達して、スマホさえあれば何でも調べられる時代になってきました。その中で オンラインカジノも進化し続けていて、日本でもプレイする人が増えてきています。 海外に目を向けるとオンラインカジノが流行っているヨーロッパでは4000万人ものプレイヤーがいるのだとか。
この記事を読んだらわかること
オンラインカジノとは
オンラインカジノとは、「インターネットを通じてプレイするカジノ」です。で、海外にあるカジノと同じように実際のお金を賭けることができます。
普通のアプリゲームと異なり、「ギャンブルの一種」で、勝つことができれば勝った金額を自分の手元に現金で引き出せませす。
リアルカジノの様にカジノゲームが遊べるだけでなく、 「ボーナス」や「キャンペーン」、「トーナメント」などプラスαの要素も魅力です。
オンラインカジノは法律的に「グレーゾーン」
日本では原則として「賭博行為」が禁止されており、競馬や宝くじなどの国営ギャンブルしか認められておりません。国営ギャンブルではないギャンブルとして多くの人に親しまれているパチンコやスロットは、景品交換という手段を使うことで違法賭博ではないとされています。
一方、オンラインカジノは法律で明記されていないため、違法賭博に当たるのではないかという見解もあります。 しかし、オンラインカジノの運営者は海外の政府が発行するライセンスを取得して合法的に運営しており、サーバーも海外にあるため、「賭博罪」の適用要件を満たしていないという考え方もあります。(海外でカジノを遊ぶのと変わらないという見解)
さらに、2020年にオンラインカジノのプレイヤーとして 略式起訴された人が裁判で争う姿勢を見せた結果、検察側が「不起訴処分」にしたという事実もあります。
その処分によって、日本では「オンラインカジノをプレイしても問題ない」という認識が広がることになりました。
しかし、法律で明記されておらず、最高裁判所の判例がない以上、 オンラインカジノでのギャンブルが合法であるとは言い切れず、未だ「グレーゾーン」であることには変わりはありません。
⇒ オンラインカジノの違法性について詳しく知りたい方はこちら
オンラインカジノの摘発事例
2020年2月 NetBanQ事件
2020年3月 スマートライブ事件
結果どうなったかというと、 検察は裁判をやることもなく不起訴処分にしています。検察もオンラインカジノの違法性を立証するのは難しかったと見てとれます。 しかし、不起訴だったからといって「オンラインカジノは合法!」と言い切れるわけではありませんので、自己防衛手段はしっかり取りましょう。
【過去の事例から学ぶ自己防衛手段】
・日本人専用のテーブルが存在するような、警察が捜査しやすいカジノを避ける。
・表示名称がアカウントそのもののようなカジノは避ける。
・運営サイトのチャットに本人を特定されるような情報を書き込まない。
・ブログやSNSでプレイ内容を公開しない。
オンラインカジノの評判は?
こうした背景の裏側には運営ライセンスの発行や、定期的な第三者機関の監視など詐欺行為が行われていない環境を整備する動きがありました。
日本ではまだ馴染みが薄いですが、 オンラインカジノの運営をする企業のなかではロンドン株式市場やNASDAQなどの株式市場に上場している企業もあります。 また上場企業のなかでもスポーツチームのスポンサー活動を積極的に行っています。
例えば大きなところだと、
- 32Red PLC(32レッドカジノ運営会社) アストン・ヴィラ
- Bwin.Party Digital Entertanment Plc(パーティーカジノ運営会社) レアルマドリード
- 888 Holdings PLC(888カジノ運営会社) セヴィージャFC
- Betfair(Befair総合ゲーミングサイト運営会社) マンチェスターユナイテッド
- Playtech(大手カジノゲームメーカー) ストーク・シティ
オンラインカジノとカジノカフェの違い
カジノカフェとは、海外で運営されている合法なオンラインカジノを 「店舗で用意したPCでプレイさせ、その場で換金もできる」 サービス形態です。
つまり、オンラインカジノ自体は海外のライセンスを取得した安全なサイトですが、ベット金額や勝利金の換金を日本国内の店舗でできるようになっているため、 日本における「違法賭博」に該当し、摘発される可能性が高い です。
ですので、 カジノカフェには絶対近寄らないようにしましょう。
カジノカフェ摘発事例
2006年の2月23日に京都のカジノカフェ「ゴールドラッシュ」が京都府警による摘発をうけ、店舗スタッフ2名と客2名が逮捕されました。オンラインカジノを利用し、 店側は客に対して違法性がないと説明していました が、店舗内で現金の授受を行っており、実質上ギャンブルの胴元行為を行っていたとみなされました。
安心して遊べるオンラインカジノの5つの見分け方
- 世界各国政府発行のライセンス
- 独立した第三者機関の認証
- ユーザへのサポート体制
- これまでの実績や知名度、運用年数
- 日本人限定ではない
世界各国政府発行のライセンス
世界には2,000近くものオンラインカジノあると言われていますが、このライセンスを持たず違法営業をしているカジノも多数存在します。ですから、 運営許可書ライセンスを保有している事はオンラインカジノ選定の最低条件と言えます。
各国政府の審査にバラつきがあるのか?
EU各国のライセンス(イギリス、マン島、ジブラルタル、マルタ共和国等)は取得が非常に厳しいと言われており、EU各国のライセンスを持つオンラインカジノであればまず間違いないでしょう。
そのなかでも、マルタ共和国は審査が世界一厳しいと言われています。
オンラインカジノのライセンスを発行している国(政府)
地域 | 国 |
EU・ヨーロッパ系 | イギリス(UK) ジブラルタル(イギリス領) マン島 マルタ共和国(イギリス連邦加盟国) オルダニー島 キュラソー島(オランダ領) アイスランド |
カリブ海諸国 | アンティグア・バーブーダ(イギリス連邦加盟国) ドミニカ |
中南米付近 | ベリーズ コスタリカ パナマ |
その他 | オーストラリア北方領 カナダ モホーク政府 フィリピン |
独立した第三者機関の認証
こちらの第三者機関でも監査の厳しさにレベルがあり、 イーコグラやGLIは世界的にも監査が厳しいことで有名です。
eCOGRAの設立と歴史
プレイヤーが安心してオンラインカジノ、オンラインポーカーやビンゴなどのゲーミングサイトを安心、安全、公平に利用できるようにオンラインカジノ業界を横断的に監視監督をしています。
技術的な公平性審査を行うGLI
そもそもスロット等のプログラムに不正がないか疑問持ったことありませんか?
GLI というカナダの機関では、ラスベガスやヨーロッパのカジノのスロットマシンなどの公平性を審査をしており、 オンラインギャンブルのシステムに於いてもその技術力の高さを生かしてオンラインカジノの公平性を審査しています。
日本人限定ではない
ユーザへのサポート体制
- 日本語サポート
まずは一番大きなところでは、言語の壁です。インターネット上の翻訳ソフトも精度が上がっていますが、翻訳ソフトを使わずにやり取りできればそれが一番です。大手オンラインカジノサイトでは、ベラジョンカジノ・エンパイアカジノは日本人サポートが常駐しています。 - 迅速なメールサポート
質問をメールでした際はすぐに返信が欲しいもの。受付時間も長いほうが良いですよね。(「カジ旅」は24時間365日サポート)大手サイトでは早くて2~3時間以内に返信がくるところもあります。受付時間は各カジノのサイトで確認しましょう。 - ライブチャット使用可
メールよりもオンラインでチャット対応してくれるサイトも増えてきました。質問をすぐに答えてくれるので、サポート時間内であれば最も効果的です。 - フリーダイヤル電話サポート
直接話しながら問題を解決できます。
その他にも 最近ではSkypeやLINEを使ったサポート手段 も増えてきて、ユーザに手厚い体制が出来てきています。
まずは気になるサイトを調べるところから始めてみましょう。
これまでの実績や知名度、運用年数
最も重要なオンラインカジノとお金の関係
オンラインカジノは基本的に海外で運営されているので、そのまま日本円で賭けるということはできません。 オンラインカジノでプレイするには、まずアカウントを作って、日本円を使える通貨に換金する必要があります。勝った金額は海外からの銀行振り込みや様々な方法で出金できます。
オンラインカジノの入出金方法
- クレジットカード ⇒ カジノへ入金
- クレジットカード ⇒ 海外の電子マネー口座へ入金し ⇒ カジノへ入金
- 日本の銀行 ⇒ 海外の電子マネー口座へ入金し ⇒ カジノへ入金
1は過去主流だった方法ですが、 最近はクレジットカード発行会社がカジノへ直接入金することを拒否する事例が増え、おすすめできません。
ですので、海外の 電子決済サービス口座 をつくり、いったんこちらへ入金して、ここからカジノへ入金するのが主流です。
- カジノから出金 ⇒ 海外の電子マネー口座 ⇒ 日本の銀行
*クレジットカードでは出金できない
入出金におすすめな電子マネー口座
今NETELLERに代わり、使いやすい電子電子決済サービス口座は「 ecoPayz 」や「 iWallet 」「 VenusPoint 」があります。
この中で最もおすすめしたいのはVenusPointです。ほとんどの決済サービスは海外の口座に送金した後、ATMから引き出したり海外送金したりする必要がありますが、VenusPointは日本にある提携会社の口座から自分の日本口座に直接振り込んでくれますので、最も簡単で手数料もほとんどかかりません。
それぞれの特徴やメリットは「 オンラインカジノを始める前に作っておきたい口座一覧 」で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
オンラインカジノの勝利金に対する税金
オンラインカジノで勝ったお金に税金がかかるのか?
ギャンブルと言えば、競馬やパチンコでも勝ったお金から税金を取られてないし…オンラインカジノでも税金かからないんでしょ?と思っていますよね?
残念ながら、税金はかかってしまいます。 競馬やパチンコは配当金をそのまま現金で受け取っているため、記録に残らず税務署の捕捉をまぬがれやすいから咎めようがないのが現実です。
しかし、オンラインカジノの場合は必ず口座を経由しますので、どうしても記録が残っています。そのため、オンラインカジノで勝ったお金を隠すことは現実的に難しく、ただでさえ「グレーゾーン」のギャンブルですので、税金だけはしっかりと納めましょう。
なお、オンラインカジノでの勝利金は「勝った金額のみ」が対象になりますので、注意が必要です。つまり、 勝った金額のみがカウントされ、その後負けたとしても税金計算上は差し引くことができません。
また、所得区分は「一時所得」になりますので、年間の勝利金が50万円を超える場合は、給与などの収入と合算して一時所得としての申告もする必要があります。
オンラインカジノでよくある質問Q&A
Q.オンラインカジノって、イカサマされてない?
しかし ライセンスを取得(EU系が最も安心)し、その後も定期的に第三者機関(eCOGRA)に監査を受けている運営会社なら不正の心配は無いといえるでしょう。
また、プログラムに関してもソフトウェア制作会社が第三者機関から監査をうけます。カードやダイスの目、スロットマシンのリールなどが、 ラスベガスやマカオのランドカジノの出現率と比較し妥当かどうかが調べられます。 マイクロゲーミング社、プレイテック社、クリプトロジック社などロンドン株式市場やナスダックに上場している会社が制作していれば、イカサマや不正などはありえないと言えます。
Q.マフィアやヤクザが経営してるんじゃないの?
・運営者が十分な運営資金を確保しているか
・運営者に適切な経営能力はあるのか
・株主に暴力団やマフィア等の関係者がいないか
・カジノソフトウェアの公平性はしっかりチェックされているか
Q.未成年でもオンラインカジノで遊べるの?
年齢制限があり、 18歳以上でなければプレイ できません。 お酒やタバコなどと同じで、競馬や競輪などの公営ギャンブルにも年齢制限があります。
Q.スマホでも遊べるの?
通勤の間や電車待ちの時間などに、仕事の休み時間や待ち合わせの暇つぶしに、「ちょっとルーレットでひと勝負」なんていう遊び方ができて、夢の高額賞金を狙えてしまうのがモバイルカジノの魅力なのです。
Q.一番評判がいいオンラインカジノは?
日本でも最も有名なオンラインカジノは、ベラジョンカジノです。
ベラジョンカジノは日本語サポートの充実さや使い過ぎを未然に防ぐ自己規制機能などで多くの指示を受け、「オンラインカジノを始めるならまずベラジョンカジノ」というくらいのブランド力を持っています。
結論!オンラインカジノは安心安全な大人の社交場
オンラインカジノは日本では未だ認知度が低く敬遠されがちですが、 遊び方を間違えなければ本場のカジノと変わりません。
ただし、中には悪質なオンラインカジノもありますので、今回ご紹介した見分け方を参考に安心できるオンラインカジノを探してみてください。
◆この記事のポイント◆
✅オンラインカジノは日本の法律では裁ききれない
✅ライセンスや第三者機関の認証を受けているかチャックする
✅カジノのサポート体制が選ぶポイント
✅オンラインカジノで遊ぶ時は決済サービス口座を作る
✅評判のいいオンラインカジノはベラジョンカジノ